人生で三度目になる K–POP1 アーティストの単独ライブに行ってきました!
チケットは一般先行で確保しましたが、スタジアム会場の座席はステージから距離があると予想して、初めから双眼鏡の持参を考えていました。

座席の位置によっては、16倍の双眼鏡でも心配…大丈夫かな?
本記事では双眼鏡の月額レンタルと、レンタル品の仕様やスタジアム会場での見え方について主にレビューしています。
これから何らかのコンサートやライブでレンタル双眼鏡をお考えの方は、ご参考にしていただければ幸いです。
双眼鏡の月額レンタルを「モノカリ」で
今回参加するライブは、7月に東京公演・8月に大阪公演が予定されていました。
公演と公演の間が1か月ほど空いているので、ライブ毎に都度レンタルするか、月単位でレンタルするか検討が必要でした。

すでにチケット代で相当な出費があるので、レンタル料金はできるだけ抑えたいところ🙄でも高倍率の双眼鏡が安くレンタルできるところなんて、そもそもあるのだろうか…?
荷物の受け取り・返却など手続きの手間やレンタル料金の節約を考えて、月額でレンタルが可能な商品を選びました。
いくつか月単位のレンタルサービスがある中で、昨年レンタル実績のある「モノカリ」を再び利用させていただきました。
「モノカリ」での双眼鏡レンタル手順
「モノカリ」での双眼鏡レンタル手順は、ATERA Ⅱ(12倍)をレンタルしたときの記事に詳細を記載していますので、必要な方は以下のリンクからご確認ください。
月額レンタルでは、レンタル期間を30日以上で設定する必要がありました。
受取日(荷物が手元に届く日)と返却日(コンビニへ荷物を持ち込む日)を考慮し、期間を1日延長(+400円)してレンタルしています。


大阪公演の当日に返却しても良かったのですが、遠征先での梱包作業に不安を感じたので、1日余裕をみて翌日の返却にしておきました。
次に、ライブ毎に都度レンタルする場合と月額レンタルを利用する場合との、レンタル料金の合計金額を比較してみました。
今回のケースは延長料金を払っても、月額レンタルの方が2,100円も安く借りられることがわかります。
レンタル期間 | レンタル料金 | 合計 |
---|---|---|
2泊3日(1回目) | 8,700円 | 17,400円 |
2泊3日(2回目) | 8,700円 | |
月額レンタル(31日) | 14,900円 +400円 | 15,300円 |
(月額レンタルのほうが2,100円お得に!)

7日分の延長料金が加わると、都度レンタルする場合の合計料金を上回りますので、月額レンタルを選択する際は注意が必要です。
「モノカリ」でレンタル時の内容物
参考までに、レンタル双眼鏡が届いた時の段ボール箱サイズは60サイズ(縦・横・高さの合計が60cm以内)のものでした。
中身を確認すると双眼鏡の箱がぴったりと収納されており、緩衝材などは特に同梱されていませんでした。
内容物は、次の通りです。

(双眼鏡の箱がシンデレラフィット!)
- 双眼鏡(本体、電池、ネックストラップ・グリップストラップ付)
- 透明ポケット付ミニトート(専用ポーチ)
- 取扱説明書
- 収納箱
- 簡易説明書
- 返送用の伝票
- 単四電池 2本(新品)
「モノカリ」へレンタル品を返却
ライブの翌日に梱包作業をし、帰宅する道中でコンビニへ寄り返却処理をしました。

レンタルするとき丁寧に「セブンまたはファミマ返却」とコンビニ名称が指定されているにもかかわらず、ローソンに立ち寄るという失敗をしました🫣(全ての店舗が集荷に対応しているわけではないのですね…)
ファミマではアルバイトで初対応する店員さんが、先輩店員さんに教わりながら処理してくださいました👍
8月3日の夜に返却し、5日後の8月8日に「ご返送頂いた商品が到着しました」という件名のメールを受信しています。
大阪公演に向けての荷造りで気づいたのですが、対物レンズ(EDレンズ)側に細かい傷のようなものを発見していました。
(東京公演で使用する前は届いた商品を細かく観察しておらず、見え方にも支障がなかったため、すっかり見過ごしていました😰)

自分たちが使っているときにそんな傷がつく使い方はしなかったので、元々あった傷だと思いたい…。届いた時点で消費者側も検品し、写真などで証拠を残しておく必要があると実感しました。
返却後の検品で何か連絡があるかとドキドキしていましたが、問い合わせがくることなく無事レンタル終了しています。
ビクセン「ATERA II ED H16×50WP」を使ってみた
今回のライブでレンタルした製品は、Vixen2 の双眼鏡「ATERA II ED H16×50WP」です。(「モノカリ」の商品情報には『最新モデル』との表記がありました)
『配色はベージュ・ブラック・チャコールのいずれか』と「モノカリ」の商品説明に書かれていますが、16倍はブラックブラウンのみのようです。
調整方法はモデル共通
使用前の調整方法は、12倍の製品と同様に「目幅調整」「視度調整(左目)」「視度調整(右目)」の3ステップで、モデル共通となっているようです。
詳細は先にご案内した記事から「調整はたったの3ステップ」の節をご確認ください。
5色のグリップストラップが付属
16倍の製品は本体が大きくなっているため、手持ちをサポートするグリップストラップが付属されています。
ストラップの替え紐は橙・桃・緑・青・紫の5色が用意されており、好みの色(推し色)で双眼鏡を彩ることが可能です。
推し色でカスタマイズ!
Vixen 5色のグリップストラップ

届いたときにネックストラップが付いた状態だったので、グリップストラップをどう取り付ければ良いかわかりませんでした。先に装着例(写真)を見ていれば、どちらが使いやすいか試していたかもしれません…🤔
防振機能が突然解除される?
使っていて気になったのは、防振機能がわりと頻繁に解除されていたことです。
オートパワーオフ機能は約90分と製品仕様に記載されていますが、ライブ中に何度も防振モードON/OFFのスイッチ操作をした記憶があります。
後で取扱説明書を良く読むと、防振機能についての注意点がちゃんと記載されていました。
防振機能についての注意
この双眼鏡はジンバル制御方式という防振機能を搭載しています。性質上、防振動作中に急な動作( 水平から急激に下に向けるなど )を与えると防振機能が正常に作動しなくなることがあります。この場合は電源を一旦切ってから入れ直してください。
ATERA Ⅱ ED H16×50WP 取扱説明書(202505)P.5

双眼鏡って繊細なのですね。電源を入れたまま下向きにすると、平衡が保てなくなるので異常に繋がったのだと理解しました。
「味の素スタジアム」での見え方

メインステージの人物は視界の四分の一程度で見え、モニターの映像がジャストサイズで確認できる。
ステージ最前列にアーティストが居る時の見え方を、イメージにしてみました。
前回のベルーナドームでは12倍で人物の頭から膝までが収まるくらいの見え方でしたが、今回の味の素スタジアムは16倍で全身が正立像の四分の一程度に見えるサイズ感でした。(ステージから一番距離のある、いわゆる『天井席』だったので😅)
それでも表情までしっかり確認でき、不思議なくらい鮮明に見えていたと思います。
ステージ上のモニターに出力される映像は、まるで FanCam3 のように正立像いっぱいの大きさで見えました。

目視での確認が難しいような席でも、双眼鏡を通して推しの姿(たとえどんなに小さくても)を存分に追うことができるのは幸せです。満足感が圧倒的に違います!
「ヤンマースタジアム長居」での見え方

メインステージの人物は視界の三分の一程度で見え、ステージ奥の舞台裏まで確認できる。
こちらもステージ最前列にアーティストが居る時の見え方を、イメージ画像にしてみました。
正立像の三分の一に全身が収まるサイズで見えました。グループ(7人)全員が像内には収まらず、3~4人の挙動が追える状態です。
写真の右方向にはバックステージがありましたが、正立像に全身がちょうど収まる大きさで見えましたし、目の前をトロッコで移動しているときは上半身が収まるサイズで見えています。

ステージからの照明が眩しくて、推しの位置と照明の角度によっては観にくい場面がありました。
個人的な感想・まとめ
今回のライブはサッカースタジアムという広い会場に防振双眼鏡の16倍で挑んだわけですが、持参して良かったと思える製品でした。
12倍に比べると大きさや重さはあり荷物としてかさばりますが、見えることの満足感のほうが勝るような気がします。
公演中ずっと使い続けると疲労感が増すため、ポイントを押さえて推しを追いかけるのが適した使い方だと思います。

ステージ奥に捌けたときにセットに隠れて水分補給している姿や、モニターに映らないところでメンバー同士がじゃれ合っている姿が追えて、とっても満足です!!
1か月という長期レンタルをしましたが、ライブ以外は特に使わなかったことが心残りです。
記事を綴るにあたりビクセンのHPを閲覧しましたが、自宅のベランダから月を眺めてみるのも良かったかも…と今更ながら思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
私の拙いレビューが、双眼鏡のレンタルや購入を検討されている方のお役に立てれば幸いです。
I’m glad there’s a reaction.


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