ENHYPEN1 メンバーそれぞれの経歴を知り人物像を理解するという意味で、練習生を目指すきっかけや過程の違い、練習生期間について調べたことを整理し綴っています。
練習生期間については、所属していた事務所毎に積み上げ式のグラフにして総期間をまとめていますので、ご参考になさってください。
ENHYPENメンバー 練習生を目指す「きっかけ」
ENHYPEN メンバーがそれぞれ練習生を目指す「きっかけ」になったと思われるエピソードについて VLIVE2 やインタビューなどで語ってくれていますので、メンバー毎に整理しておきます。
I-LAND3 の番組ではパート2で出演されていたこともあり、多かれ少なかれ全員が BTS4 の影響を受けているのは間違いなさそうです。
ヒスンは歌手の夢を描いていた
2020年11月27日のジョンウォンとの VLIVE で本人が話してくれていますが、幼い頃から歌手になるのが夢だったようです。
高校受験を控え、父親が芸能高校への挑戦を後押ししてくれたようです。
詳細は「ヒスン・ジェイ・ソンフン・ジョンウォンはスカウト組」の引用部分をご覧ください。
ジェイにはARMYの友人がいた
2021年5月21日のヒスンとの VLIVE で本人が話してくれていますが、Big Hit Entertainment5(以降、Big Hit)の練習生を目指すきっかけは ARMY6 の友人がいたからのようです。
友人から BTS ジミン先輩のステッカーをもらい、パソコンの電源ボタン上に貼っていたことを明かしてくれています。
Buon appetito🍽
(「良い食事を🍽」2021年5月21日)(6′14″~)
ヒスン 「ジョンソン*1 の家に行ったことがあるんだけど」
ジェイ 「そうだね」
ヒスン 「その時、待ち受け画面がジミン先輩だったかな?パソコンが…」
ジェイ 「いや、前にパソコンのあれ何だっけ?」
ヒスン 「あれ、ステッカーだったっけ?」
ジェイ 「前に友達にもらったんだけど、とにかく友達の中で、中学生の時 僕が練習生、Big Hit に練習生として入社した時 もう… その前に僕の… 僕に BTS先輩たちを誰なのか教えてくれるARMYがいました」
ヒスン 「はい」
ジェイ 「その友達が、僕が準備中だった時 紹介してくれながら…僕も見てから その時に知ったんです。なのでその時、プレゼントで もう… 僕が凄くかっこいいって言ったらその子も嬉しかったのか プレゼントでジミン先輩のステッカーを一つくれましたね。それで、そうなんだと思って」
ヒスン 「ステッカーを… パソコンに本体に」
ジェイ 「だからパソコン本体に 電源ボタンの上に貼っておきました」
ヒスン 「可愛かったです。ファンの気持ちを少し持ってると思って」*1 ジョンソン: ジェイの本名。パク・ジョンソン。
Weverse
ジェイクはBTSのステージを観て
ジェイクは BTS のアメリカ公演を観て、K-POP アーティストへの夢を描いたそうです。
I-LAND の パート2 EP. 7 では「グローバルアイドルになって、自分が暮らしていたオーストラリアの小さな町にも K-POP を浸透させたい」と大きな夢を語っていました。
‘可能性を証明した成長キャラ’ ジェイク(1′05~30″)
🗓2020年8月14日Mnet K-POP
ソンフンは新たな夢を追うことに
ソンフンもまた、BTS のコンサートを観に行ったことがきっかけとなったようです。
ジェイクと同じく、I-LAND パート2 EP.7 で背景が明かされています。
母親の勧めで10年間フィギュアスケートに取り組み、韓国の男子フィギュアスケート界で7位にもなり、いくつもメダルを獲った輝かしい成績がありましたが、それよりも BTS のステージと素晴らしい彼らの人間性に惹かれ、自分もそうなりたいと新たな夢を見出したようです。
‘輝く存在感’ パク・ソンフン(0′58″~1′48″)
🗓2020年8月14日Mnet K-POP
ソヌは昔から人前で歌うのが好き
ソヌは学生の頃から人前に立つのが好きで、中学生の頃は合唱コンクールに積極的に参加し、高校生になってからは K-POP に興味が湧きダンス部で活動するなど、普段から歌ったり踊ったりするのが好きだったようです。
小学生の頃から歌には自信があったようで、学校の先生より「音楽番組などテレビ出演させてはどうか」と母親がたびたび声を掛けられたといいます。
中学2年生の時、ある事務所からオーディションの誘いがあり挑戦し、声変わりのタイミングで失敗も経験しているようですが、何度かオーディションを受けていた過去があるようです。
ジョンウォンは友人のお母さんが
2020年11月27日のヒスンとの VLIVE で本人が話してくれていますが、Big Hit に所属していた友人のお母さんが、ジョンウォンの写真をキャスティングチームに見せたことがきっかけになっているようです。
ㅈㅇ ㅎㅅ🐈🦌
(「ジョンウォン ヒスン🐈🦌」2020年11月27日)(30′58″~)
Weverse
ジョンウォン 「僕はまず 僕は Big Hitに入る前 別の事務所にいたんですけど、友達が 僕の友達が Big Hit にいたんです」
ヒスン 「誰ですか?」
ヒスン ジョンウォン 『あ……』(名前は出せない)
ジョンウォン 「その友達とはすごく仲が良かったので その友達のお母さんが僕の写真を Big Hit のキャスティングチームに見せてくれて それでスカウトされました」
ニキはSHINeeのステージから
ニキは日本国内で、小学生の頃から「リキジャクソン」として芸能活動を始めていたようです。
SHINee7 の「SHINee WORLD 2017 〜FIVE〜 Special Edition」(2017年9月2日~9月24日)で「SHINeeキッズ」のダンサーとして東京ドームのステージに立っており、ここから夢が具体化されたものと思われます。
SBS8 の YouTube チャンネル「한밤 HANBAM」に上げられたコンテンツ動画「苦情マネージャー HUR」では、当時のエピソードについて語られていました。
[苦情マネージャー HUR] ENHYPEN がヴァンパイアとして帰ってきました🧛そして、ヨンジが彼らの問題を解決します!(5’40”~6’37”)
🗓2023年6月13日※マネージャー役は、KARA9 の ホ・ヨンジ さんです。
한밤 HANBAM
ステージ上で SHINee のメンバーと並び、感極まった表情で映るニキですが、お母さんから指示されて泣く演技をしていたとのことです。
照れ隠しの言い訳かもしれませんが、たとえ演技だとしても、その実力は目を見張るものがありますね。
ENHYPENメンバー 練習生への「過程」
メンバーが練習生となる「過程」を調べていくと、スカウトまたはオーディションで大別されることが分かりました。
ヒスン・ジェイ・ソンフン・ジョンウォンはスカウト組
ヒスンが中学卒業時に、複数の芸能事務所からスカウトの声が掛かったというのは有名な話で、本人も VLIVE で語っていました。
ㅈㅇ ㅎㅅ🐈🦌
(「ジョンウォン ヒスン🐈🦌」2020年11月27日)(31′38″~)
Weverse
ヒスン 「僕は 前にも言ったように 6歳の時から歌手が夢でした。僕があんまり自信がなくて 歌手の練習はせずに平凡に暮らしてたのですが お父さんが高校生に入るころに、『最後に芸能高校受けてみな』って言ってくれて 試験を受けにそこに言ったんです。結果は不合格だったけど 不合格だったけど 会社からスカウトされたんです 6社から」
ジョンウォン 「本当ですか?初めて聞きました」
ヒスン 「うん 6か7。なのでその時 自慢みたいだけど、部屋から出ようとして行こうとしたんですけど スカウトして下さる方から声をかけられて」
ジョンウォン 「わ~」
ヒスン 「スカウトされたんですけどその中で 一番早く契約を求められていらっしゃった会社が Big Hit だったので、だから僕も行きたくて」
ジョンウォン 「運命ですね」
ヒスン 「そうだと思います」
ジョンウォン 「ENHYPENになる運命でした」
ヒスン 「すでに繋がってたんでしょう」
ジョンウォン 「Connect!みたいに」
ジェイも中学校の校外学習時、ロッテワールド10 でスカウトされたようです。
校外学習が修学旅行であるなら、中学2年生の頃と推定します。
ソンフンとジョンウォンも、実はスカウトされていたようですね。
2023年4月10日の Weverse Magazine11 に詳細が掲載されています。
ジョンウォンは他の事務所での教育課程が終わった後で声が掛かり、ソンフンは2年もの月日をかけて持続的に説得を重ねた結果、スカウトに繋がったそうです。
ジェイク・ソヌ・ニキはオーディション組
ジェイクはグローバルオーディションに参加し、約500倍とも言われる競争率の中で勝ち残ったというのは有名な話です。
I-LAND の番組でも紹介されていました。
ソヌもオーディションで選ばれたと、後に VLIVE で語ってくれています。
2월의 마지막 날 with ENHYPEN 🔀
(「ENHYPEN と 2月の最後の日🔀」2021年2月28日)(31′12″~)
Weverse
ジョンウォン 「じゃあソヌヒョンはどうやって入ってきたんですか?」
ソヌ 「練習生のきっかけですか?」
ジョンウォン 「はい」
ヒスン 「僕が知る限り、スカウトじゃないのかな?」
ソヌ 「それは違う…」
ジェイク 「前の会社にいたんだ」
ソンフン 「ソヌもオーディションじゃない?」
ソヌ 「僕もオーディション出身です」
ジェイク 「僕に似たオーディションでした」
ソヌ 「でも僕が…」
ジェイク 「同じではないけど」
ヒスン 「グローバル…」
ソヌ 「同じオーディションじゃなくて 僕が1回目でジェイクヒョンが2回目」
ジェイク 「そうそう」
ヒスン 「グローバルオーディションなの?」
ソヌ 「はい」
ニキは2019年8月に渡韓していますが、BELIFT LAB12 のオーディションを受けて合格し、練習生になったものと思われます。
YouTube の公式チャンネルにも動画が上がっていますが、BTS ジミン先輩「Lie」のダンスカバーをオーディションで披露したと VLIVE で話してくれています。
선우의 궁금증 연구소 : 니키 편🧐
(「ソヌの気になる研究所:ニキ編🧐」2021年3月14日)(12′54″~)
ソヌ 「それとこれからやってみたいダンスカバー」
ニキ 「ダンスカバー」
ソヌ 「あるのか」
ニキ 「一度やったじゃないですか」
ソヌ 「だからあの ジミン先輩の『Lie』」
ニキ 「『Lie』」
ソヌ 「あれ本当に 再生回数もすごく多くて 本当に上手で」
ニキ 「はい」
ソヌ 「すごく反応がよかったんですが 他にやってみたいことはありますか?」
ニキ 「僕がカバーで踊ったダンスの中で『Lie』が一番自信あったんです、実は。僕がTMI*1 を言うと 僕がビリーフに入る時にオーディションでやった歌でした。これが」
ソヌ 「本当?」
ニキ 「はい」
ソヌ 「びっくり」*1 TMI:Too Much Information(多すぎる情報)の略で、韓国の若者の間で「プチ情報」として使われている造語のこと。
Weverse
ニキの BTS ‘Lie’ ダンスカバー
🗓2021年1月24日ENHYPEN Official YouTube
ENHYPENメンバー 練習生の「期間」
I-LAND で公開された練習生期間
I-LAND の番組上で公開された練習生期間としては、ヒスンが3年1ヶ月と最も長く、次いでジェイの2年11か月・ソンフンの2年1ヶ月・ジョンウォンの1年4ヶ月と続き、ソヌの10ヶ月・ジェイクの9ヶ月・ニキの8ヶ月となっています。
ジェイとジョンウォンはSM練習生だった
前章でも取り上げましたが、ジェイがスカウトを受けたのはSMエンターテインメント13だったようです。
Big Hit へ移る前に所属期間から逆算すると、約1年ほどSM練習生だったことがわかります。
ジョンウォンも同じく、SMエンターテインメントの練習生だったようです。
スカウトされたのが 2017年1月2日 と本人が語っていることから、こちらも Big Hit 練習生期間から逆算すると2年強ほどSM練習生だったことがわかります。
ENHYPENソンフン、ニキの誕生日パーティーにご招待します。(6′23~42″)
🗓2021年12月27日ジョンウォン 「13歳の時にスカウトされ はっきり覚えています 2017年1月2日 入社しました とりあえずやってみよう!と まずダンスを学び始めたら すごくはまっちゃって 最初はテコンドーとアイドルの練習生生活を 両立させたんですが 途中から練習生のほうにいっちゃいました」
W KOREA
初等学校の6年生(13歳)で、そこに本人の明確な意思があったかは定かではありませんが…スポーツを習う感覚で練習生をしていたのかもしれません。
グラフで見る練習生期間
前項で綴った内容を含め、改めてメンバーの練習生期間をグラフで整理してみました。(2016年~2020年6月)
I-LAND の番組撮影は2020年5月末から始まっているそうなので、2020年6月から積み上げる形で I-LAND で公開された練習生期間と、ジェイ・ジョンウォンのSM練習生期間を追加してあります。
こうして見ると、トータル期間としてジョンウォンは3年5ヶ月、ジェイは約4年を費やしており、ヒスンの3年1か月よりも長いことが分かります。
また、I-LAND の番組が始まる前には全員 BELIFT LAB の練習生へ移行していますので、期間は明確になっていませんが、イメージをグラフ上に表現してあります。
ヒスンが BELIFT に移ってから1位に「なり続けて」と話していることから、ジョンウォンが BELIFT に移るのは数ヶ月後のことと想像できますね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ENGENE 予備軍の方は、ENHYPEN メンバーの練習生にまつわる情報について多少なりともご理解いただけましたでしょうか?
また先輩 ENGENE の方は、私の整理した ENHYPEN メンバー練習生時代の関連情報について間違いありましたら、ご指摘いただけると助かります。
Special Thanks 🙌
アイキャッチ画像:Tommy Kwak 様 @ Unsplash
埋め込み動画のサムネイル画像:Jan Alexander 様・Gerd Altmann 様 @ Pixabay
コメント
メンバーそれぞれ道のりは違えど、K-POPアーティストを目指してくれてありがとうと言いたいです🤩7人が出会えたことが奇跡🙏