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双眼鏡で脳内FanCam!ライブでのレンタル品レビュー(ATERA II H12×30)

双眼鏡で脳内FanCam!ライブでのレンタル品レビュー(ATERA II H12×30) My Fave (推しごと)
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人生初となる KケーPOPポップ1 アーティストの単独ライブ、チケットが取れただけでも奇跡でした!

一般向けのチケットであり、ステージから距離があることは予想していたので、初めから双眼鏡そうがんきょうを持参していこうと考えていました。

今回は購入を見送ってレンタルした双眼鏡を持参しましたので、実際のレンタル品と利用したレンタルサービスについて、使い勝手を含めレビューしたいと思います。

これから何らかのコンサートやライブでレンタル双眼鏡をお考えの方は、ご参考にしていただければ幸いです。

ライブに持参する双眼鏡の選び方

まずはどのような観点で双眼鏡を選べば良いか、自分で調べ学んだことを整理して綴っておきます。

会場の広さと座席位置で必要倍率を確認

双眼鏡のスペックとして最初に気になったのは、どの程度の倍率が必要か?という点です。これは、自分と対象物の距離がどのくらい離れているかでおおよそ決まります。

ドームやアリーナなど会場の収容人数によって異なりますが、一般的に8~12倍の倍率が必要そうでした。また、会場内の座席位置によっても適切な倍率があるようです。

意外な事実
意外な事実

高倍率であるほど大きく見えて良いのでは?と思いがちですが、視野が狭まるため逆に対象物を逃しやすくなるのだそうです。

ライブ等が多く開催される会場では、目安の倍率を画像で示している親切なサイトがありますので、参考にするのが良いと思います。

「さいたまスーパーアリーナ」でのおすすめ倍率

モノカリ
倍率の決定
倍率の決定

チケットを発券して400レベルの座席であることを確認したので、12倍の双眼鏡をレンタルしようと思いました。

必要機能を確認(防振タイプがおすすめ)

次は機能面についてですが、高倍率になるほど手振れが気になるようなので、「防振機能」は必須と考えました。

また、ライブ中にずっと手で持っていることを考えると、握力や腕の筋力に自信のない方は本体の「重さ」も気になりますよね。そのうえライブ会場は暗い場合が多いので、「明るさ」についても考慮が必要のようです。

様々な機能が備わっているほど高額な製品になり、加えて操作性についても自分が使いこなせるかどうかがポイントですね。

購入か?レンタルか?の分かれ道

どのような双眼鏡が良さそうかイメージできると、あとは購入するかレンタルで済ませるか悩むところです。

前項でも綴った通り、高倍率で防振機能が備わっているものは高額な製品ばかり(!)です。(購入金額をレンタル料金で割ってみて、何回使えれば元がとれるかなぁ…なんて、主婦の皮算用かわざんようが働きます)

しゅ、出費が
しゅ、出費が

ライブのチケット代や遠征費などの出費がある上に双眼鏡も購入…は、かなり勇気が要りますね。

使用頻度が少ない場合や、気になる製品をまず試してみるという意味でも、レンタル品は気軽に利用することができます

知らない誰かが使ったものを借りて使うのが苦手…という潔癖症の方は抵抗あるかと思いますが、あまり気にならない方はレンタルをお勧めします!

初めての双眼鏡レンタルは「モノカリ」で

双眼鏡のレンタル方法は色々ありますが、初めてレンタルサービスを利用することもあり、どこでレンタルするのが良いかわりと悩みました。

レンタル料金や借り方・返し方など、インターネット上で一番分かりやすかった「モノカリ」というレンタルサービスを利用してみることにしました。

ナニワレンタル」という類似したWebサイトも存在しますが、どちらも株式会社スペクトルが運営されているレンタルサービスのようです。

「モノカリ」での双眼鏡レンタル手順

事前のユーザー登録は不要で、Webサイト上で実際にレンタルしたい商品を選んでカートに入れた後、「お客様情報の入力」で必要情報を入力する形となっています。

「モノカリ」レンタルまでの流れ
  • 手順1
    商品を選択する

    一覧からレンタルする商品をクリックすると、商品のページが表示される。商品の説明やレンタル価格、注文締切目安の情報があるので確認する。

  • 手順2
    レンタル期間を設定しカートに入れる

    商品のページからレンタル期間を設定(カレンダーのコントロールから、レンタル開始予定日とレンタル終了日をクリック)し、「返却オプション」「受取オプション」「受取方法」「受取時間オプション」などをプルダウンから選択する。

    レンタル料金が表示されるので「カートに入れる」ボタンをクリックする。「カート」のページへ自動遷移するので、内容を確認し「次へ(お客様情報入力)」ボタンをクリックする。

  • 手順3
    予約者情報とクレジットカード情報を入力する

    「漢字氏名」「郵便番号」「住所」「電話番号」「メールアドレス」の個人情報と、決済に使用するクレジットカードの情報を入力する。

    利用規約を読んだのチェックボックスをチェックし、「次へ(予約を確定)」ボタンをクリックすると、申し込み完了となる。

手順3で入力したメールアドレスが、マイページへのログイン用アカウントとなるようです。マイページからは注文履歴の確認や、アカウント表示名・メールアドレスの変更ができます。パスワード失念時には、パスワードリセットのサービス提供があります。

予約の確定後、「注文受付」のメールが monokari.info@gmail.com より届き、併せて「モノカリの領収書」として stripe.com ドメインのメールアドレスからメールが届きました。

発送時と返送品の到着時にもメール連絡があり、返却予定日にもリマインドメールが届くようになっています。

よかったよ
よかったよ

都度メール連絡によるサポートがあるので、安心して利用することができました。

「モノカリ」でレンタル時の内容物

参考までに、レンタル双眼鏡が届いた時の段ボールサイズは縦 19.5[cm] × 横 26.5[cm] ×高さ 12[cm] でした。想像していたより小ぶりで軽量です。

中身は緩衝材で全面(縦横の両サイドと上・底面)を覆われていたので、さらに一回り小さなサイズ感となります。

双眼鏡レンタル時の段ボールサイズ(19.5x26.5x12)
届いたときの段ボールサイズ
双眼鏡レンタル(内容物一覧、8種)
内容物一覧(8種)

内容物は次の通りです。

  1. 双眼鏡(本体・ネックストラップ付)
  2. ミニトート(専用ポーチ)
  3. 取扱説明書
  4. 収納箱
  5. 注意書き(モノカリより)
  6. 簡易説明書
  7. 返送用の伝票
  8. 単四電池 2本(新品)

①~③は④の収納箱に入っており、その他は段ボール内に同梱されていました。⑦の返送伝票が用意されていたこと(宛先記入済み)と、⑧の新品電池が付属していたので嬉しかったです。

本体に使用可能な電池が入っており動作確認時にはそのまま使えましたが、ライブ中に電源が落ちてしまうのは残念なので、新品のものに取り換えてから会場に持っていきました。

「モノカリ」へレンタル品を返却

ライブの翌日、帰宅してからレンタル品を返却処理しました。届いた時の段ボールに内容物を戻し、⑦の伝票に必要事項を記入して、近くのコンビニ(ローソン)へ持ち込みました。

返送前に
返送前に

何となく気になったので、除菌シートで軽く本体回りを拭いておきました。(レンズ部分を除く)業者側でも清掃するとは思いますが…『ありがとうございました』のお礼を込めて

配送料は着払いになっていたようで、持ち込み時に支払いはありませんでした。伝票の控えを受け取って保管しておきます。

返却処理から数日後に「ご返送頂いた商品が到着しました」の件名で、モノカリよりメールが届きました。このメールをもって、返却手続きは完了とのことです。

SNS(X または Instagram)投稿で「モノカリ」アカウント(@monocari_rental)をタグ付け投稿すると、毎月抽選で10%OFFクーポンがもらえるサービスがあるようです。

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ビクセン「ATERA II H12×30」を使ってみた

今回のライブでレンタルした製品は、Vixenビクセン2 の双眼鏡「ATERAアテラ II2 H12×30」です。(「モノカリ」の商品情報には『最新モデル』との表記がありました)

選定の決め手は防振機能と軽量であること、メーカーの専門性があり品質は確かだろうという期待感からです。

調整はたったの3ステップ

ステップ1:目幅の調整(初回のみ)

目元を当てて覗き込む部分(2つの接眼レンズの間隔)を、自分の目幅に調整します。(一度実施すれば、次からの調整は不要です)

初めはどの部分が動くのか分からず、下手に操作して壊してもいけないと思い力加減が難しかったですが、しっかり力を込めないと動かない作りになっているようでした。

ステップ2:視度調整(左目)

接眼レンズを覗き込みながら左目を開け(右目は閉じた状態)、本体中央にある「ピント合わせリング」を左右に動かしながらピントが合う位置に調整します。

ステップ3:視度調整(右目)

次に右目を開け(左目は閉じた状態)、右側の接眼レンズ部分にある「視度調整リング」を回しながらピントが合う位置に調整します。

利用中の調整
利用中の調整

調整後に対象物が変わるときは、ステップ2で使った「ピント合わせリング」を動かし調整すれば良いようです。(コンサート中に調整が必要なほど、見え方に大きな変化はありませんでした)

防振モードが2種類ある

レンタルした「ATERA II」には防振機能があり、そのモードは2種類が用意されています。

本体を左に傾けて電源スイッチを入れると、小刻みな揺れを吸収するモード(V1モード:緑色のランプ)になります。対象物が動くものの時に効果があるようです。

逆に、本体を右に傾けて電源スイッチを入れると、ゆるやかで大きい揺れを吸収するモード(V2モード:橙色のランプ)になるようです。対象物が止まっているものに効果があるようです。

防振モード(2種類)

株式会社ビクセン
防振は大事
防振は大事

K-POP のライブはダンスが見どころですから、常に「V1モード」で使用していました。

防振機能が働いているとき(電源ON状態)とないとき(電源OFF状態)では明らかに見やすさが違うため、長時間の観覧には必須の機能と言えそうです。

見え方のイメージ

双眼鏡レンタル(見え方イメージ)
さいたまスーパーアリーナ(400レベル)での見え方:
肉眼では米粒くらいの人影も、レンズを通すと表情までバッチリ!

ステージ最前列にアーティストが居る時の見え方を、イメージ画像にしてみました。上半身がレンズ内に収まる感じで、コンテンツ動画と変わらないサイズ感で観ることができました!(ステージ奥に移動すると、全身が収まるレベルになります)

裸眼では米粒(?)程度で、ダンス全体を眺めるのには良いかもしれませんが、表情まではさすがに分からない(スクリーン参照するしかない)感じだったので、双眼鏡を持って行って本当に良かったです。

個人的な感想・まとめ

初めて使用した高機能な双眼鏡ですが、正直ここまで鮮明に見えるとは思っていませんでした。アーティストが踊っている時に飛んでいく汗が見えるほどで、本当に衝撃的でした!

同行した長女と2人でペンライトと双眼鏡を交換しながら観ていたので、片手で双眼鏡を持つ機会が無かったのですが、重さも特に気になりませんでした。(ほとんど両手で持っていたので、あまり参考になりませんね…)

明るさに関しては、ステージ上はライトで照らされているので、暗くて見えないということはありません。公演前の客席を眺めている時も、1階のお客さんや運営スタッフの様子が確認でき、薄暗くてもある程度は見えることが分かりました。

使用前の調整では、取説を読んで理解するまでが一苦労ですが、覚えてしまえばどれも簡単な操作です。2種類の防振モードがありましたが、片方があれば十分でした。

レンタル料金は2泊3日で5千円程度(平日利用)でしたので、急な7~8万円の出費を考えるとコストも抑えられ、妥当な額だったと考えています。支払方法がクレジットカードのみなので、利用者側の利便性が損なわれる点ではあります。

レンタルの予約注文や返却方法も簡素化されており、初めての利用でも分かりやすく良いサービスだと思いました。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。

私のつたないレビューが、双眼鏡のレンタルや購入を検討されている方のお役に立てれば幸いです。

今回とても良い製品に出会ったので、私のライブ初参戦は大成功に終わりました!

次の機会があれば、また同じ製品をレンタルしたいくらいです。(サイト運営者としては、違う製品も試してみたいところではありますが…)

自分に合った双眼鏡を見つけ、推しの脳内 FanCamファンカム3 を存分にご堪能ください!

🏟 Special Thanks 👀
アイキャッチ画像:まみなる 様 @ イラストAC

脚注
  1. K-POP(ケー ポップ):大韓民国(韓国)のダンスミュージックの総称。コリアンポップス(Korean POP)。

    ↩︎
  2. Vixen(ビクセン):天体望遠鏡・双眼鏡・顕微鏡などの光学機器の製造・販売を行う、日本の企業またはそのブランド名。 ↩︎
  3. FanCam(ファンカム):英語で「推しカメラ」を意味する。

    ↩︎

コメント

  1. 双眼鏡でこんなに良く見えるなら、ステージからの距離ってあまり重要でないかも…と思えてしまう😅(ファンサービスが欲しい方は、近ければ近い方が良いのだと思いますが)

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