ENHYPEN1 の曲「구해줘 (I Need The Light)」について、楽曲構成やタイトル・歌詞の意味/解釈、ダンスの有無や関連映像など、曲にまつわる様々な情報を整理しまとめておきます。
パート配分に起因した先輩 ENGENE2 の強い想いもあり、曲に対する良くないイメージがついているため、タイトルにちなんで「光」(一般的な情報)と「影」(炎上した関連動画)を整理しています。
この記事をご覧になった方が曲への理解度が高まり、구해줘 (I Need The Light) への負のイメージが払拭され、やがて楽しんで聴かれると嬉しいです。
구해줘 (I Need The Light) を要約すると、こんな曲 (7分類)
「구해줘 (I Need The Light)」の曲を、基本情報・楽曲構成・パート配分・タイトルの意味・歌詞の意味/解釈・MV3の有無・ダンス有無の7分類でまとめました。
- 基本情報
韓国語の楽曲。PLAYLIST が企画したデジタルシングルで、韓国ドラマ「MIMICUS」のOST曲。 - 楽曲構成
Aメロ→Bメロ→サビの流れに、Cメロとアウトロを配置したポップ・ロック。音源(YouTube 公式チャンネル) - パート配分
ジェイク >> ヒスン・ソンフン・ソヌ・ジョンウォン の順にパート配分が多い。 - タイトルの意味
タイトル「구해줘(クヘジョ)」は『助けて』、英題の「I Need The Light」は『光が必要』という意味。 - 歌詞の意味/解釈
ドラマの内容になぞらえて、似ていると噂になる2人の主人公「ユソン」と「スビン」の苦悩を描いている。ドラマのタイトルから、海にまつわる表現も多用されている。 - MVの有無
なし。 - ダンス有無
一部あり。サビ序盤・サビ終盤(Instagram リール playlist_studio)
구해줘 (I Need The Light) の基本情報
「구해줘 (I Need The Light)」は、ドラマ制作を手掛ける株式会社プレイリストが企画した韓国ドラマ「MIMICUS」の OST4 です。
デジタルシングルとして、2022年8月12日より各音源配信サイトからリリースされました。
ENHYPEN の YouTube 公式チャンネルで音源が公開されていますので、次にリンクを貼っておきます。
구해줘 (I Need The Light)
🗓2022年8月12日ENHYPEN Official YouTube
インスト5も出ているので、ぜひ一緒に聴いてみてください。
「MIMICUS」ってどんなドラマ?
「MIMICUS」は、架空の大韓公演芸術高校(以降「大公芸」と省略)を舞台に登場人物の成長を描いた、ハイティーン6向けの学園青春ドラマです。
2022年7月22日~9月14日の期間に、Abema7 で日韓同時配信されていました。(全16話)
今でも Abema でドラマを視聴することができます。(1~3話が無料で視聴可能、2024年11月4日現在)
主要キャストには実際に知名度のあるアイドルや俳優が起用されており、配信前から大きな話題となっていました。
日の目を見ないまま大公芸で3年生となり焦りを募らせるユソンの前に、大型芸能事務所「JJエンタ」の社長息子であるスビンが1年生として入学してくるところから話が始まります。
「MIMICUS」人物相関図
Wow Korea
ユソンとスビンには、左目の目尻に特徴的な「2つのほくろ」があります。スビンの顔が世間に公表されると、『2人が似ている』との噂が瞬く間に広がります。
ドラマのタイトル「MIMICUS」は、ミミックオクトパス(mimic octopus:真似タコ)が語源とされています。
mimic という英単語は、動詞で「まねる、擬態する」、名詞では「道化師・模倣者、擬態する動植物」を指す言葉です。
ダラはロシのことが好きで、容姿を真似したいようです。ロシはそんなダラを『可愛い』と許容し、2人は良好な関係を築いています。
一方で学校内ではダンスの振付を真似(ミミック)したと、女子生徒同士で揉めるシーンがありました。
また、スビンに似ていることで『大公芸のスビン』と呼ばれ、世間の注目の的となってしまったユソン。
2人の主人公の生い立ちと、因縁の関係性がストーリーの柱となっています。
この作品のコンセプトである「ミミック」は、ユソンとスビンの母親から始まっており、少し病的な人間関係が描かれています。
スビンの母親イ・ミヨンは、ユソンの母親ハン・ジュミに学生の頃から執着し、何かにとり憑かれるようにジュミと『同じ』であることを渇望していました。
それは後にジュミの夫となる男性(チ・テヒョク)へもおよび、ジュミから彼を奪い結婚を遂げ、生まれた子供がスビンでした。
スビンには元々ほくろがありませんでしたが、ミヨンは幼い我が子に対しユソンと同じ位置にほくろを作る整形手術をしています。
スビンがユソンに似ているのは、父親が同じ(異母兄弟)であるうえに、母親ミヨンによって意図的にユソンの真似をさせられていたためです。
「구해줘 (I Need The Light)」はドラマ内でも、学校行事(対面式)でのダンスパフォーマンスの曲として使われています。
ENHYPEN メンバーが OST 曲とドラマの紹介している動画がありましたので、次にリンクを貼っておきます。
ソンフンが「MIMICUS」にカメオ出演!
「MIMICUS」のドラマは、ソンフンが大公芸の学生役でカメオ出演11したことでも話題になっていました。
実際の出演は「第2話 本物と偽物」の回で、30秒ほどの出演時間でした。
登校しただけで記者に囲まれるシチュエーション…芸能学校って華やかですね!ソンフンは何年生の設定だったのでしょうか?
また、Abema のメイキング映像にも映っていますので、次にリンクを貼っておきます。
演技がうまくいかず、はにかんでいるソンフンが可愛らしいです!出演者のジェウンさん(役名:ウ・ジェヨン)と旧知の仲だったのか、応援メッセージを残しています。
구해줘 (I Need The Light) の楽曲構成・パート分け
「구해줘 (I Need The Light)」の楽曲構成とパート分け(歌割り)を図にまとめてみました。
Aメロ→Bメロ→サビの王道的な流れに、Cメロとアウトロを配置したポップ・ロック12ジャンルの楽曲です。
幻想的で泡が次々と湧き出すようなシンセサイザー音や、揺れ動く雰囲気のコーラス音から、水中で音を聞くような感覚を彷彿とさせます。
サビの中盤までは迷いがあり弱々しい印象を受けますが、サビ終盤の “Bring it back to me baby” から感情を乗せた力強いヴォーカルへ変化していきます。
パート分けとしてはジェイクが飛びぬけて多く、次いでヒスン・ソンフン・ソヌ・ジョンウォンが同率で多くなっています。
パート配分 |
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ジェイク >> ヒスン・ソンフン・ソヌ・ジョンウォン > ジェイ >> ニキ |
ニキのパート配分が極端に少なかったことがさまざまな憶測を呼び、特に日本 ENGENE にとって聴きがたい曲になってしまったようです。
メロディー・歌詞とも素敵なのに、不評なのがとても残念です。詳細については後述します。
구해줘 (I Need The Light) のタイトル・歌詞の解釈
著作権の都合上、「구해줘 (I Need The Light)」の歌詞全てを書き出して説明することは難しいため、ポイントを絞って自分なりの解釈を綴っておきます。
タイトルは「助けて(光が必要)」という意味
まずタイトルの「구해줘 (I Need The Light)」ですが、韓国語(ハングル)の “구해줘” は「助けて」という意味です。
括弧書きの英題 “I Need The Light” は、「光が必要」という意味です。
ここでの「光」は『世間から脚光を浴びたい』という夢に対する願いのほか、泥沼化している人間関係を解決する糸口を表現しているのかもしれません。
また、「MIMICUS」の登場人物から考えると、スビン(수빈:『珠の輝き』という意味)から見たユソン(유성:『流れ星』という意味)を暗喩していそうです。
「いくら輝きを増しても 珠は星になれないから」というスビンの切ない台詞が胸に残ります。
深海の毒とミミックオクトパス
구해줘 제발 나를 닮은 가면에서
(作詞: Charlotte Wilson (THE HUB), Jacob Aaron (THE HUB), THE HUB 88, VINCENZO | 2022年 ENHYPEN [미미쿠스 OST] の「구해줘 (I Need The Light)」から引用)
짙은 고통이 파고들어 심해의 독
サビ部分、始まりの歌詞を引用させていただきました。
“구해줘 제발 나를 닮은 가면에서”(助けてよ お願い 僕に似た仮面から)“짙은 고통이 파고들어 심해의 독”(深い苦痛が入り込んで 深海の毒)という意味です。
「僕に似た仮面」は、主人公の2人(ユソンとスビン)をそれぞれ指していそうです。
「深海の毒」は、ドラマのタイトル「MIMICUS」の語源となっている『ミミックオクトパス』から連想される表現で、毒を持つ生物(ミノカサゴ・ウミヘビ・カレイなど)に擬態する特徴からと思われます。
一般的には水深15mほどに生息し、深海(水深200m~)と呼ばれる水域には存在しないかもしれませんが…あくまでイメージですね。
海にまつわる表現は、他にもいくつか確認することができます。
침묵의 수면은 깊이 더 (저주의 미로에)
(作詞: Charlotte Wilson (THE HUB), Jacob Aaron (THE HUB), THE HUB 88, VINCENZO | 2022年 ENHYPEN [미미쿠스 OST] の「구해줘 (I Need The Light)」から引用)
오늘도 깨어난 해일은 thunder
1番Aメロ、中盤の歌詞を引用させていただきました。
“침묵의 수면은 깊이 더 (저주의 미로에)”(沈黙の水面はもっと深く (呪いの迷路に))“오늘도 깨어난 해일은 thunder”(今日も目覚めた津波は 大きな音を立ててとどろく)という意味です。
“수면” は韓国語(ハングル)で「睡眠」の他に「水面」の意味があります。
水面から遠ざかって海中へと沈み、光の届かない暗い深海でさまよっていることを表現しているようです。
thunder は一般的に「雷」という名詞で知られていますが、動詞では「雷が鳴る、大きな音を立てる、わめく・どなる」という意味があります。
ここでは直前に「津波」とあるため、大きな音とともに波が押し寄せることを示していそうです。
失われた影の「君」は誰?
(Oh oh) 두려운 순간 사나운 고통 속에
(作詞: Charlotte Wilson (THE HUB), Jacob Aaron (THE HUB), THE HUB 88, VINCENZO | 2022年 ENHYPEN [미미쿠스 OST] の「구해줘 (I Need The Light)」から引用)
(Oh oh) 넌 잃어버린 그림자
2番Bメロの歌詞を引用させていただきました。
“두려운 순간 사나운 고통 속에”(怖い瞬間 荒々しい苦痛の中に)“넌 잃어버린 그림자”(君は失われた影)という意味です。
ユソンとスビンは幼いころ、母親と一緒に何度か出会っていました。
あるとき衝撃的な事実を目の当たりにし、ユソンはパニック障害を起こして倒れてしまいます。
[タイトルは「助けて(光が必要)」という意味] の節でも綴りましたが、ユソンが『光』であるとするならば、『影』はスビンを指しているのかもしれません。
したがって「失われた影」は、スビンと出会ったときにパニック障害で失ったユソンの記憶を表現しているのではと思います。
因縁の関係から抜け出すために
Bring it back to me baby
(作詞: Charlotte Wilson (THE HUB), Jacob Aaron (THE HUB), THE HUB 88, VINCENZO | 2022年 ENHYPEN [미미쿠스 OST] の「구해줘 (I Need The Light)」から引用)
Bring it back to me baby (oh ay, oh ay)
Need you to know we have to stop
I’ll be the light in the dark
サビ部分の終盤にある歌詞を引用させていただきました。
先の2行は “Bring it back to me baby”(僕に返してよ)“Bring it back to me baby (oh ay, oh ay)”(僕は取り戻したいんだ (あぁそうさ))という意味です。
bring it back は「Let Me In (20 CUBE)」の間奏部分でも綴られた歌詞で、「持って帰って来て」や「返しに来て」という意味があります。
ユソンとスビンはお互いが相手の偽物(影)であると考えており、光を手にしたいと切実に望んでいます。
後の2行は “Need you to know we have to stop”(止めなきゃいけないって知ってほしい)“I’ll be the light in the dark”(僕は暗闇の中の光になる)という意味です。
2組の親子をむしばむ歪んだ感情を、どこかで断ち切り正常化したいという想いが伝わってきます。
総じてこの曲は、ユソンとスビンの思いが交差し綴られたものと考えています。
구해줘 (I Need The Light) にMVはありませんでした…
調べてみましたが、残念ながら「구해줘 (I Need The Light)」には MV が見当たりませんでした。
「구해줘 (I Need The Light)」は韓国ドラマ「MIMICUS」の OST であるため、プロモーション用の映像は用意されていないようです。
구해줘 (I Need The Light) のダンス見どころ
K-POP の楽曲には、歌と同じくらいダンスでの表現も欠かせませんよね。
曲全体の振付は無いようですが、サビの一部でダンスチャレンジ用の振付が用意されています。
サビ終盤の振付をヒスンとニキが、サビ序盤の振付を YGX13 のチョン・ジェホさんが踊っています。
このダンスチャレンジに参加すると、抽選で景品がもらえたようです。
応募 要項 | ・ダンスチャレンジ映像をフォローする(2つのバージョンから選択可能) ・個人のSNSに、ダンスチャレンジ動画をアップロードする (必須ハッシュタグ:#미미쿠스OST챌린지 #구해줘안무챌린지 #구해줘안무) ・’구해줘챌린지’(クヘジョチャレンジ)のリンクから参加情報を入力する |
期間 | 2022年8月23日~2022年9月4日 |
景品 | ・MIMICUS OST アルバム:2名 ・ENHYPEN 団体 直筆サインポラロイド(1人1枚):7名 ・ENHYPEN メンバー別 直筆サインポラロイド(1人1枚/メンバーランダム):14名 |
マンマッズによるキレッキレのダンス、とても格好いいです🤩見るぶんにはいいですが、自分で踊るとなると…大変ですよねぇ~💬
구해줘 (I Need The Light) の関連動画
「구해줘 (I Need The Light)」の『影』となってしまった関連動画の炎上について、先輩 ENGENE のご意見に配慮しつつ、個人的な見解を綴っておきます。
PLAYLIST 録音スケッチ (2022年8月12日)
まずは、企画元である PLAYLIST から公開された「구해줘 (I Need The Light)」録音時の映像です。
3分ほどの映像で、基本的に楽曲のパート分けに合わせた構成になっています。
[ミミクス OST] 録音スケッチ
🗓2022年8月12日PLAYLIST ORIGINALS
マイクに向かって歌うメンバーから見て左斜め前(または左横)から撮影された映像ですが、ニキだけ正面(または右斜め前)からのカメラアングルになっており、10秒にも満たない出演時間でした。(1′19~21″、2′35~37″、3′02″)
パート配分の短さに加え、映像としても極端に少ないコマ割りが ENGENE(特に니키팬:ニキのファン)の怒りと悲しみを募らせています。
メンバーの表情にみる温度差
この映像を繰り返し見ていると、メンバー間の表情に温度差があるように感じます。
際立つのはソンフンで、彼には笑顔や手の動きがありますが、ヒスン・ジェイ・ジョンウォンはいつになく感情が無に等しいです。
ニキは終始うつむいているため、ネガティブな感情を出さないようにしているとも見えます。
はにかんだ笑顔のソヌや、ジェイクの口元にも笑みが見受けられますが、この差はいったい何だったのでしょうか…。
実際に声を出していれば、胸や肩が揺れるなど、もう少し体が動くと思います。ヒスン・ジェイ・ジョンウォンの3人は感情を殺しているというか、ジェイに至っては力を込めた歌い方を利用して『怒り』を表現しているようにも見えます。
この映像は実際の録音とは別に撮影された、宣伝用のリップシンク(口パク)映像なのではないか?と考えます。
当日の録音状況によって、パート配分が当初の計画から変更になったのかもしれません。
彼らにとって理不尽な変更が生じたのか、撮影前に事実を知らされたメンバーが虚ろな表情となっているのではと思いました。
ソンフンの表情が誰よりも明るかったのは、ドラマ撮影でお世話になる(なった?)スタッフの方が見学に来られていたのかも…と深読みしています。
推しのパート配分への不満
パート配分については、以前からニキの配分が少ないことが ENGENE の間で問題視されていたようです。
日本語の楽曲「Forget Me Not」でも、ニキに割り当てられたパートはごく一部でした。(2番Aメロの2行)
ただ、このときジェイも同等の配分だったため、あまり騒ぎにならなかったのかもしれません。
今回は OST ということもあり、契約によってはドラマ以外に使用されることはないという側面もありそうですが、それでも ENGENE としては見過ごせない状況だったようです。
実は以前「Billy Poco」のパート配分で、ソヌのパートだけが極端に少ないことがありました。(他メンバーの三分の一程度)
少ないといっても2行は歌っていますので、今回の合いの手のような短さではなかったため、問題にならなかったのだと想像しています。
韓国のOSTとビジネス取引
この楽曲は ENHYPEN として韓国初の OST であり、国内人気を得るためにも、その肩書きは捨てがたいものだったと想像します。
併せてソンフンがドラマにもカメオ出演するという点で、依頼主(PLAYLIST)と取引先(HYBE)双方にとって相乗効果がありました。
ビジネス上の主従関係から依頼主に対し強い要望を通すのは難しいことが考えられ、何らかの事情でパート配分が不本意な形へ変更になっても、許容せざるを得なかったのだと思います。
ジェイクが1人で歌ったCメロを、ドラマのストーリーになぞらえてニキと2人で(ユソンとスビンという名目で)分担するのが良かったのでは…と感じます。
BELIFT 録音スケッチ (2021年8月15日)
ENHYPEN の YouTube 公式チャンネルにも録音時の様子が残されていましたので、次にリンクを貼っておきます。
先にご紹介した PLAYLIST の録音スケッチから、3日後の公開となっています。
[EN-TER key] MIMICUS OST レコーディングスケッチ
🗓2022年8月15日ENHYPEN Official YouTube
動画の冒頭で分かるように、「Pro Tools」というソフトウェアを使ったレコーディングであったことが記録されています。
画面左側の [TRACKS] エリアには、「HS」(HEESEUNG)や「JW」(JUNGWON)など、メンバー名の略称と見て取れる項目が並んでいます。
おそらく最初にヒスンが1曲を通して歌い、他メンバーのお手本にしたのではないでしょうか。
レコーディングの2番手と思われるジョンウォンが「HEESEUNG さんはすごく上手ですよね」とコメントしているのも、つじつまが合いますね。
動画のつなぎ目に違和感
動画の後半でニキが感想を述べていますが、次の場面とのつなぎ目が不自然であることに違和感を覚えます。(3′07~08″)
「曲もたくさん応援してください」と話した後に両手でサムズアップしようとしているのですが、その動作が完了する前に次のカットが挿入されています。
サムズアップした手が止まった後で、次の場面に繋げるのが一般的な編集だと思うのですが…映してはいけない何かがあったのでしょうか?
これは憶測にすぎませんが、ニキの表情管理ができていない部分が切り取られたのではないかと考えています。
録音が思うようにいかず、結果的に自身のパートが削られてしまったとしたら?
スタッフから「他のメンバーの方が、曲の雰囲気に合っているから」と念を押されて説得されているのだとしたら?
さすがのニキでも、表情が曇るのを隠し切れなかったのかもしれません。
ニキを隠すヒスン・ソンフンの優しさ
ニキのパートがわずかだった本当の理由はわかりませんが、この映像では明らかにニキのテンションが低いことが見て取れます。
本人の気持ちがどうであれ、現場のカメラは常に彼らの姿を捉えようとするため、気落ちしているニキがあえて映らないようにヒスンが盾となって隠しているようにも見えます。(3′09″~)
ニキの左隣にはソンフンが立っており、カメオ出演の話題で自分に視線を集中させ、高身長の2人でニキが注目されない状況を作っているのではないでしょうか。
こういう視点で映像を観ると、ジェイが「SUNGHOON さん タコの役で出るの?」というふざけたコメントも『ニキを笑顔にさせようとして』の一言だったのでは…と思えてきますね。
ソンフンのカメオ出演映像 (2021年8月5日)
最後に、ソンフンが「MIMICUS」にカメオ出演した際のようすが収められた [EN-TER key] のコンテンツがありますので、次にリンクを貼っておきます。
[EN-TER key] ミミクスにソンフンがカメオ出演
🗓2022年8月5日ENHYPEN Official YouTube
ヘアメイクを受けながら「中学生の時はエ○ートで 高校のときはたぶんス○ールルックスだったと思います」と話してくれていますが、どうやら学生服のブランドについて話をしているようです。(0′58″~1′03″)
また、撮影中にハエが飛んでくるハプニングがあったようで、演技ができず困った様子のソンフンが収められています。(2′53″~3′01″)
おそらく同日の屋外での撮影だと思いますが、ユソン役のユ・ヨンジェも同じようにハエに襲われていました😅
自分自身の役ということもあり、飾らない普段通りのソンフンでいられたのではと思います。
これを機に、役者としての仕事も増えていくといいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ENGENE 予備軍の方は、ENHYPEN の曲「구해줘 (I Need The Light)」について多少なりともご理解いただけましたでしょうか?
また先輩 ENGENE の方は、私の整理した「구해줘 (I Need The Light)」の関連情報について間違いありましたら、ご指摘いただけると助かります。
👥 Special Thanks 🐙
アイキャッチ画像:Martin Str 様
「MV はありませんでした…」のイメージ画像:Mudassar Iqbal 様
埋め込み動画のサムネイル画像:Jan Alexander 様・Gerd Altmann 様
@ Pixabay
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